ペット蛍を整備しました

5月8日の田植え体験会のあと、中山間地域支援活動としてペット蛍の整備をしました。

ペット蛍は追谷地区で毎年行われるイベント たたらの灯用のもので、ペット容器にソーラーパネルを入れた充電式の電灯です。

追谷自治会は10,000本のペット蛍を所有しています。毎年秋にはこの10,000本のペット蛍を、収穫の終わった田んぼの畦に設置して棚田をライトアップさせる「たたらの灯」を開催します。設置から約1か月間  このペット蛍が繰り広げる棚田の風景は、とても幻想的で心癒される風景です。

ところがこの10,000本のペット蛍、たくさんの方のお手伝いで設置や回収ができても、人口減少の続く過疎地。高齢化が進む全戸28世帯のこの地域で、整備までなかなか手が回りません。そのため昨年のたたらの灯では、あちらこちらに点灯しないペット蛍。

なんだか悲しい・・・。

ということで、今回人員が集まりやすい田植え体験会のあとに、ペット蛍の整備をやってみよう!ということになりました♪


当日は、田植え体験から引き続き参加の方に加え、ペット蛍の整備のために、米子市・境港市から男女一名づつの方が駆けつけてくださいました。

暗いところで点灯するものしないものを分け、その後差し込み部分の整形、拭き上げの作業。途中、追谷以外の方々との交流も深まり、なんだほんわかとした空気の中、15時まで作業が続きました。

参加してくださった方が、米作りや古民家秋鹿屋の改修など、次回の開催にも声を掛けて欲しいと言ってくださり、ぼくらの学校のメンバーも次回の開催に向けて士気がアップしました‼


この日整備できたものは600本。すべてのペット蛍の整備が完了するには、まだまだ時間がかかります。今年はたたらの灯は10月9日スタート。これに間に合うように、今後も整備をしていきますので、どうぞ皆様のご協力を宜しくお願いいたします。


田植えイベント&ペット蛍整備は、島根定住財団さんの運営するしまっちにも掲載されています →ココ


たたらの灯アップ風景 →ココ                           たたらの灯設置作業 →ココ

楽笑本舗

子どもたちに農業体験を通して、自然との共存とその喜びを感じて欲しい「米子市が拠点の楽笑本舗」 そして、あたたかな人々が作る美味しい仁多米の産地「奥出雲町追谷地区」 お互いに出来ることで協力しあい、周りを巻き込みながら織りなす物語。人口減少の中、全戸30軒の追谷地区の「心のふるさとづくり」をスタート。米子・奥出雲広域ブランド化を目指して繰り広げられる日常をお伝えしています。

1コメント

  • 1000 / 1000

  • 岩田錦市

    2022.05.19 13:44

    初めてイベントに参加させていただきました 地区の皆さん、スタッフの皆さん 穏やかな空気感 素敵な笑顔 ほんの少しのお手伝いだったけど 最高に楽しかったです。