校長先生から「おもしろいもんに乗せてあげーけん、田靴の準備してきない」の電話。
「おもしろい?」「田靴?」なんだかへんな予感(;^ω^)
うわさに聞いていた溝切機です。
溝切りは、田んぼに溝を切り排水口に繋げておく作業です。
排水がスムーズに行え、土の中に酸素を補給して根が腐れるのを防ぎ、根を元気にして強く張るようにする中干しがスムーズにできるようになります。
土の中の有害ガス (硫化水素、メタンガスなど) を抜くことも出来き、雨が長期間降らない時には、逆に溝に水を溜めることができます。
ブロックや舟形の角材を引っ張って行う作業で、泥の田んぼの中を引っ張って歩きますから、少し前まではかなりの重労働でした。
それが自動で楽に?できるようになったのです。
エンジンがついて自動で楽になったとは言え、稲がここまで育ったぬかるんだ田んぼを向う岸まで運転して行かなければなりません。
デモンストレーションをしてくださった校長先生も、ほらぁ、ちょと大変そうじゃん!
「自転車のっとりゃのれーわね」とおっしゃいますが、まず溝切り機にまたごうと思っても、軸足がぬかるんだ田んぼにどんどん埋まって行き、またぐことができません。
ここまでで、わーきゃーおおさわぎ。
やっと乗れて進めたと思ったら、田んぼの中ほどまできて泥の水分量が少なくなり、エンジン全開にしても止まりそう💦
エンジンも小さいので、これ以上アクセル押すと火を噴きそうな音がしています。こんなど真ん中で止まったら、まったくの立ち往生じゃ。
その時後方から「足でける!」と助け船。
我に返ってなんとか向う側にたどりつたと思ったら、まってましたと準備が早いのぶさん。「はい、復路も」 ( 一一)
やってやろうじゃないかと、またがろうとしますが、先ほど以上に軸足がはまってゆく~
「あれ~~っ!!!」
仕切りなおしと、田んぼから足を抜こうとココミルが抜ける気配なし。
いったん足だけ抜いて田靴を抜こうと思うのに、のぶさんは田靴をはいたまま抜こうと一生懸命足を引っ張ってくださっている。
「あのねぇ~、のぶさぁ~ん」 嬉しいやら笑えるやらで、ますます力がはいらない。
「へへへへっ」笑いがとまらん。
結局そこで体力を使い果たして動けなくなって終わり。
復路は校長先生がしてくださいました。
全然便利で楽になったと感じない溝切機の体験でした。
始めてにしてはえすこにできちょーますがね(笑)
(´艸`*)
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