これからの地域づくり

鳥取県×日本財団 共助交通を通じた地域人材育成の普及事業。いつも楽笑本舗本舗がお世話になっている県民活動活性センター内にあるこの協議会のお手伝いをしています。

事業に興味を持たれた地域へ聞き取り調査や状況確認にお伺いしていますが、アドバイザーの方のお話しや県の情報、各地域の取り組みなど活動に大変役立つ情報を得る事が出来ています。




今年一番の冷え込みとなったこの日は、日野郡日南町 NPO法人多里まちづくりサポートセンターの取り組みの状況をお伺いにいきました。

お昼が過ぎても、山影には降った霜が残る、山間地域・人口減少・高齢化と、いま日本が抱える問題三兄弟を同じように抱えている地域です。



この地域は自分達で自由に使える車を1台購入し、問題解決を自らしていこうと思っていたところに、日本財団の助成で軽自動車を手に入れることが出来きました。まだ導入されて数か月とのことで、地域住民の方々へのPRが必要だったり、改善していかなければならない状況もありますが、導入されたことで様々な問題解決が出来るようになりました。


すごいなと思ったのが、

①地域住民自らが地域の存続に危機感をもち、様々な事業を主体的に運営していること。

②もっとよくするにはどうしたらいいのかみんなで考え、役場へ出かけ相談し地域に持ち帰り、またみんなで考えていること。

④ボランタリーな熱いリーダーを中心に、共感するたくさんの方が積極的に動いていらっしゃること。


これらは、活動が活発な地域は共通して言えることのようです。


そしてもう一つ共通して言えるのは、地域の皆さまがいきいきと輝いて、今を楽しみながら生活をされていること。


移動手段をなくしてしまうと、高齢の方々はどうしても引きこもりがちになるようです。一方的に話すテレビと一日中仲良く過ごすようになると、状況はどんどん深刻になるばかり。

自身で歩けるうちに積極的に地域社会参加できる仕組み作り、地域づくりが、健康長寿社会の近道。地域活性化の基本ではないかと最近思います。



日南町公式キャラクターのオッサンショウオが「明日は我が身だでー」と言いたそうにニヤリと笑っていました。

楽笑本舗(らくしょうほんぽ)

鳥取県の西部に位置する米子市を拠点に活動する、任意団体 楽笑本舗についてご紹介しています。